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左遷ではない。在籍型出向で人材育成。

最近「出向」という言葉をよく聞きませんか?テレビドラマや映画で描かれるイメージから、左遷などのネガティブな印象を持っている方も多くいらっしゃるかもしれません。
しかし、本来「出向」とは他企業へ異動することを指し、必ずしも悪い意味ではありません。以前のイメージとは違う今話題の「出向」とはどういうものなのでしょうか。

「出向」というと、以前は本社で働いていた人を地方や海外の支社に異動させることであったり、銀行が業績の芳しくない融資先に出向させたりということが行われていたので、「出向」=「左遷」というイメージが付いたのではないかと思います。このイメージの理由の大半は、「転籍型出向」が多かったため、片道切符として捉えられていたことが影響しています。

ですが最近注目されている「出向」は、左遷とは全く関係のない「在籍型出向」の形態です。子会社や関連会社へ「転籍型出向」するのではなく、提携を結んでいない企業へ、元の企業に籍を置いたまま出向するのです。これが今話題の「出向」です。

出向を行うことで、出向社員はこれまでとは違う環境に身を置くことになるので、出向元に勤めているだけでは得られない新しいスキルが身に着いたり、スキルアップを図ったりすることができます。場合によってはキャリアアップに繋がるかもしれません。