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分析ツールを使っての自己分析

転職活動をするには、自己分析が重要です。自分がどんなキャリアを歩みたいのか、どんな価値観を持っているのか、どんなスキルがあるのかを整理することで自分に合った企業を見極められます。今回は、おすすめの自己分析ツールをご紹介します。

目次

  • なぜ転職時に自己分析をするのか
  • 能力分析ツール
  • 価値観分析ツール
  • まとめ

なぜ転職時に自己分析をするのか

転職活動をする前には、改めて自己分析をすることをおすすめします。社会人経験を経て自分の能力や価値観が変化しているからです。自分が求めているキャリアや仕事は、今の自分を分析して初めて明確になります。 転職活動で必要な自己分析は、主に2種類があげられます。

  1. 自分の能力やスキルなど強みの分析です。業務やプロジェクトなどを通して培った能力や身につけたスキルの整理をすることで、どのような業界・業種に適性があるのか、方向性を見定めることができます。
  2. 自分が大切にする価値観の分析です。「自分はどのようなことに関心があるのか」「やりがいを感じるのはどんなときか」「どのような人と一緒に働きたいか」などを整理・分析します。

能力分析ツール

スキルチェック
厚生労働省が提供する「スキルチェック」は、約2分程度で完了する簡単なツールです。分析結果が「基礎スキル」「対人スキル」「対物スキル」の3つに分けて表示されます。分析結果は100点満点中〇〇点といった形で表示され、自分が「最も得意(苦手)」と回答した項目に関しては、他の回答者の割合なども示されるため、自分の得意分野がアピールポイントになり得るかを判断する一助となります。

価値観分析ツール

RIASECによる自己診断
厚生労働省が提供する「RIASECによる自己診断」は、性格タイプを6種類に分類します。RIASECとは6種類の性格タイプの頭文字で、それぞれ以下の意味を持ちます。

  • R(Realistic:現実的)
  • I(Investigative:研究的)
  • A(Artistic:芸術的)
  • S(Social:社会的)
  • E(Enterprising:企業的)
  • C(Conventional:慣習的)

6つのタイプの点数がそれぞれ算出され、チャートで表示されます。自分の興味・関心を客観的に知りたい方におすすめです。

まとめ

自己分析は転職活動を始める際の事前準備の一つです。自分の強み、価値観を可視化することで、客観的に自分自身の行動・思考タイプなどを把握できます。それらを把握、整理することで、転職先を選ぶ大きな助けとなり、入社後のミスマッチが起きにくくなります。自己分析ツールを活用し、自己理解を深めましょう。